オシャレで快適、持って使って嬉しい、大人に似合う旅のVoyager厳選アイテムをご紹介します
旅先で光る 日本の技術の確かさ、美しさ
創業1927年、東京都墨田区向島に生れた文庫屋「大関」。姫路革細工が元となる白く染めた牛革を使った工芸品“文庫革”は初代・大関卯三郎氏が大正初期に横浜で修行したのち、この地に開業し生み出した賜物。以来、2代目、3代目に引き継がれ、様々な文様且つ豊富なバリエーションのアイテムを作り続けています。
文庫革とは、白革に独自のデザインを施した版を熱して型押しをし、その地に職人が一筆一筆彩色を施し、さらに漆で古美をつける錆入れ(さびいれ)という行程をおこなうったもの。錆入れは文庫革製法の秘伝とされ、漆の他に真菰というイネ科の植物の胞子の粉を使用しもちろん手作業でおこなわれます。
卯三郎氏が編みだした古典柄からコンテンポラリーなものまで80通りの柄があり、色とりどり。しかも絵付けの職人の筆さばきによって品ごとにニュアンスが変わり手作りならではの魅力に溢れています。
財布、メガネケース、バレッタ他30種もあるという商品の中でも、旅のお供におススメなのが『天溝がま口』と『箱まち小銭入れ』です。
スタイリッシュで機能的 天溝がま口
がま口といえば、パチンと開け閉めする口金に、ガマガエルのように大きく開く口が名前の由来となった、ふっくらとしたフォルムを連想させますが文庫屋「大関」の商品は見た目から一線を画しています。その秘密は表からは金具が目立たない天溝の口金。薄くてスタイリッシュ、仕切りもあり収納に長けています。
旅先ならカードキーやチップ入れに。お財布本体は部屋の金庫で保管しホテル内やちょっとした外出の際は、クレジットカードや交通費に使用する現金を入れて身軽に行動できます。これでもうカードキーをバッグの中で見失い、エレベーターやドアの前で焦ることもありません。チップに使う紙幣は仕切りのどちらかのスペースに1回分ずつ折りたたんでおけばスマートに手渡すことができます。
天溝がま口
価格: 9,300円(税込)~商品の仕様によって価格が変わるものがあります
素材:牛革 他
文庫革部分サイズ:横135mm×縦75mm 厚み15mm
口金:真鍮製 ゴールドメッキ
仕切り:1つ
ポケット:1ヵ所(カードサイズ・仕切り部分)
文庫革:両面
製造:日本
使い方は十人十色 自由自在 箱まち小銭入れ
箱型の小銭入れ『箱まち小銭入れ』もまた重宝な品です。かぶせと呼ばれる部分にはポケットがあり紙幣をしまえ、小銭も見やすい作り。背面のポケットにはルームカードキーや名刺なども入れることもでき、愛らしさと機能性を持ち合わせています。もちろん、タイのラビットカードや香港のオクトパスカードといった交通系カードの収納にも使えて、タッチもらくらくです。
使い方は自分次第。箱型のまちは、かぶせを閉じた状態でも厚みが8㎜ほどあり、アクセサリーやメモリースティックなどの貴重品入れにも活用できます。
箱まち小銭入れ
価格: 6,700円(税込)~商品の仕様によって価格が変わるものがあります
素材:牛革
サイズ:横100mm×縦77mm 厚み15mm
カードポケット:1ヵ所
フリーポケット:1ヵ所
文庫革:かぶせのみ
製造:日本
文庫屋「大関」の商品の良さはオンラインショップでも十分に感じることができるのですが実際に目で選ぶのもおススメ。文様のひとつひとつが美しく浮き上がるのを間近にすることができ、手にすればしっくりと馴染むのを感じるはず。浅草本店と銀座店でオンリーワンの商品をみつけてみてはいかがでしょうか。購入後、修理も応じてくれるのでお気に入りの品と長い付き合いができるのも嬉しいところです。
旅を楽しくさせるのは行く先ばかりではありません。お気に入りのアイテムで彩り溢れるご旅行を!
※掲載の商品写真の色合いはモニタによって異なります。
文庫屋「大関」 銀座店
住所:東京都中央区銀座1-8-7 1F
電話番号:03 6264 4100
営業時間:11:00~19:00
定休日:なし
オンラインショップ:https://www.oozeki-shop.com
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