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大人旅 - アイテム

【大人旅 – アイテム1】ホテルステイに役立つ<カードキーやチップを入れにも> 文庫屋「大関」の天溝がま口と箱まち小銭入れ

オシャレで快適、持って使って嬉しい、大人に似合う旅のVoyager厳選アイテムをご紹介します

旅先で光る 日本の技術の確かさ、美しさ

業1927年、東京都墨田区向島に生れた文庫屋「大関」。姫路革細工が元となる白く染めた牛革を使った工芸品“文庫革”は初代・大関卯三郎氏が大正初期に横浜で修行したのち、この地に開業し生み出した賜物。以来、2代目、3代目に引き継がれ、様々な文様且つ豊富なバリエーションのアイテムを作り続けています。

絵柄の型押しをする版。文庫革作りは型押し職人の仕事に始まり、彩色職人、縫製職人の手を経て革小物へと姿を変えていく 写真提供:文庫屋「大関」

庫革とは、白革に独自のデザインを施した版を熱して型押しをし、その地に職人が一筆一筆彩色を施し、さらに漆で古美をつける錆入れ(さびいれ)という行程をおこなうったもの。錆入れは文庫革製法の秘伝とされ、漆の他に真菰というイネ科の植物の胞子の粉を使用しもちろん手作業でおこなわれます。

店内には様々な商品が並び目移りするほど(左上)銀座店店内(右上)錦紗<ピンク> ぐるっとファスナーの長財布 25,500円(税込) (左下)ボヌール<アメジスト> メガネケース 10,600円(税込) (右下左)黄金のタピ スマホケース 15,000円(税込) (右下右)金唐大花 スマホケース 15,000円(税込)

三郎氏が編みだした古典柄からコンテンポラリーなものまで80通りの柄があり、色とりどり。しかも絵付けの職人の筆さばきによって品ごとにニュアンスが変わり手作りならではの魅力に溢れています。

布、メガネケース、バレッタ他30種もあるという商品の中でも、旅のお供におススメなのが『天溝がま口』と『箱まち小銭入れ』です。

スタイリッシュで機能的 天溝がま口

(左上)錦紗<紫> 天溝がま口 9,300円(税込)  (右上)エジプトNO.1 天溝がま口 9,300円(税込)  (左下)みつばち 天溝がま口 9,300円(税込)  (右下)ふくろう 天溝がま口 9,300円(税込) 

ま口といえば、パチンと開け閉めする口金に、ガマガエルのように大きく開く口が名前の由来となった、ふっくらとしたフォルムを連想させますが文庫屋「大関」の商品は見た目から一線を画しています。その秘密は表からは金具が目立たない天溝の口金。薄くてスタイリッシュ、仕切りもあり収納に長けています。

カード類、折った紙幣、小銭などを収納できる上、薄型と機能美も高い

先ならカードキーやチップ入れに。お財布本体は部屋の金庫で保管しホテル内やちょっとした外出の際は、クレジットカードや交通費に使用する現金を入れて身軽に行動できます。これでもうカードキーをバッグの中で見失い、エレベーターやドアの前で焦ることもありません。ップに使う紙幣は仕切りのどちらかのスペースに1回分ずつ折りたたんでおけばスマートに手渡すことができます。

天溝がま口
価格: 9,300円(税込)~商品の仕様によって価格が変わるものがあります
素材:牛革 他
文庫革部分サイズ:横135mm×縦75mm 厚み15mm
口金:真鍮製 ゴールドメッキ
仕切り:1つ
ポケット:1ヵ所(カードサイズ・仕切り部分)
文庫革:両面
製造:日本

使い方は十人十色 自由自在 箱まち小銭入れ

(左上)乱菊<青紫> 箱まち小銭入れ 6,700円(税込) (右上)花菱 箱まち小銭入れ 6,700円(税込) (左下)いちご 箱まち小銭入れ 6,700円(税込) (右下)更紗菊 箱まち小銭入れ 6,700円(税込)

型の小銭入れ『箱まち小銭入れ』もまた重宝な品です。かぶせと呼ばれる部分にはポケットがあり紙幣をしまえ、小銭も見やすい作り。背面のポケットにはルームカードキーや名刺なども入れることもでき、愛らしさと機能性を持ち合わせています。もちろん、タイのラビットカードや香港のオクトパスカードといった交通系カードの収納にも使えて、タッチもらくらくです。

(左)箱型で大きく口が開くのも利点 (右)背面のポケットはカードの出し入れがしやすい

使い方は自分次第。箱型のまちは、かぶせを閉じた状態でも厚みが8㎜ほどあり、アクセサリーやメモリースティックなどの貴重品入れにも活用できます。

箱まち小銭入れ
価格: 6,700円(税込)~商品の仕様によって価格が変わるものがあります
素材:牛革
サイズ:横100mm×縦77mm 厚み15mm
カードポケット:1ヵ所
フリーポケット:1ヵ所
文庫革:かぶせのみ
製造:日本

庫屋「大関」の商品の良さはオンラインショップでも十分に感じることができるのですが実際に目で選ぶのもおススメ。文様のひとつひとつが美しく浮き上がるのを間近にすることができ、手にすればしっくりと馴染むのを感じるはず。浅草本店と銀座店でオンリーワンの商品をみつけてみてはいかがでしょうか。購入後、修理も応じてくれるのでお気に入りの品と長い付き合いができるのも嬉しいところです。

笠菊<若草>の柄。白革から浮かび上がる菊の文様。錆入れが作り出す陰影が品のある趣きを浮き上がらせる

を楽しくさせるのは行く先ばかりではありません。お気に入りのアイテムで彩り溢れるご旅行を!

※掲載の商品写真の色合いはモニタによって異なります。

文庫屋「大関」 銀座店
住所:東京都中央区銀座1-8-7 1F

電話番号:03 6264 4100
営業時間:11:00~19:00
定休日:なし
オンラインショップ:https://www.oozeki-shop.com


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