大人は、お酒の銘柄にこだわるばかりでなく酒器にこだわりたいものです。そこで見つけたのがTRAVEL CHOCO ~旅する猪口~という名の純錫・日本製のお猪口です。本品を監修したのは日本酒スタイリストとしても活動されているタレントの島田律子さん。日本酒に魅了され2,000年には唎酒師の資格も取得。各地の蔵元を飛び回り視察や吟味を重ねさらにイベント、講演とご活躍です。
そんな島田さんが情熱のもとに生み出したのがこの通称、旅猪口。昭和29年、富山県高岡市に創業した株式会社ナガエのオリジナルブランド NAGAE+【ナガエプリュス】による製品です。高岡は400年続く金属加工技術で知られ、その製品の確かさ、素晴らしさは海外においても高く評価されている土地です。
そうした日本が誇る伝統技術、今、そして未来の日本酒の広がりや楽しみ方を提案する島田さんとのコラボレーションは、どのようなきっかけでスタートしたのでしょうか。
「それは一昨年の秋のことでした。翌年のお花見に向けて、いよいよMY猪口を用意したいと考えるようになりました。お花見には日本酒は欠かせませんし近頃はスパークリングタイプや低アルコールの飲みやすい製品が数々発売されていて楽しみが増える一方です。
とはいえ外出先となるとプラスチックや紙コップなど味気ない容器がせいぜいですよね。お手軽ではありますがおいしさを存分に感じることができず、とても残念だと思っていました」
兼ねてよりエコと独自の美意識に繋がるMY箸同様、MY猪口のスタイルを広めたいと考えていた島田さんですが、なかなか理想通りのお猪口はみつからないままでした。そのことを『NAGAE+(ナガエプリュス)』の取締役兼COO、鶴本晶子さんに打ち明けたところ鶴本さんが共鳴、想いが一気に製作に向けて動き始めたといいます。
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