バンコクに詰まった魅力と輝き
かつて同じ航空会社の国際線客室乗務員として勤務された著者、林直子さん、村田美菜子さんのおふたりがバンコクの地で知り合い、親友となったことを発端に誕生した『キラキラかわいい街バンコクへ 』。日々変わっていくこの都市に受け継がれるもの、変わり進化していくもの数多ある中から、かわいらしくて素敵なものを集めた眺めるだけでも楽しいガイドブックです。
スクンビット東、スクンビット西、サイアム、シローム、サトーン、チャオプラヤー川添い、注目のアーリー地区とわかりやすいエリアに分けて構成されていることから観光スケジュールに合わせて訪ねたい場所、食べたいもの、買いたいものを見つけられます。エリアマップやタイ料理のガイドなども盛り込んでいるので実践に役立ちます。
大人目線のセレクトであることからバンコク旅行が初めてという大人におススメの本。久しぶりにバンコクを旅する方にも打ってつけです。
『キラキラかわいい街バンコクへ』概要
著者:林 直子、村田 美菜子 出版社:イカロス出版 仕様:176ページ/定価:1,600円+税/配本日: 2018年11月26日/ISBN:978-4802206211 |
<著者プロフィール>
林 直子/村田美菜子
航空会社にて国際線客室乗務員として勤務後、バンコクへ駐在。タイの魅力を、タイ在住の方を始め、日本そして世界の方々へ広めたいと思い、ブログやインスタグラムを通じて活動中。また、バンコクのフリーマガジンにてコラムを執筆している
楽しさ、おいしさ、豊かさが詰まったタイの旅
おふたりの育んだ友情とバンコクへの愛によって紡がれたご著書について想いを寄せていただきました。
私たちが選んだ、大切な人を連れて行きたい場所 寄稿:林 直子さん、村田 美菜子さん
日本ではまだまだ発展途上国というイメージが強いかもしれませんが、バンコクは世界中から人々が集まる世界有数の国際都市です。昔ながらの屋台料理が胃袋を満たしてくれたり、信仰深い人々の柔らかい微笑みがホッとした気持ちにさせてくれたりとノスタルジーを誘う情景が息づく一方で、ユニークな形の高層ビルが乱立し、フォトジェニックなショップや一流シェフが腕を振るうレストランが溢れ、ファッショナブルな人々が日夜集うという流行の最先端を行く一面も併せ持つバンコクの多彩さと寛容さ。常に進化し続けるこの街は、3年間住んでもなお毎日が発見の連続で飽きることがありません。
同じ航空会社で客室乗務員として働いており、同時期に主人がバンコク駐在となったことがきっかけで出逢った私たちは、この街の放つ稀有な魅力にあっという間に魅了され意気投合、バンコクでの暮らしを通じて大親友となりました。客室乗務員として世界を見てきた上で、バンコクに住むという経験をしたからこそ心から言える「タイが大好き!」というタイに恋する気持ちが執筆の原点です。
タイの持つまだ知られざる魅力を伝え、ひとりでも多くの方にタイを楽しんでもらえたらという一心でガイドブック案を作成。出版業界に携わったこともない全くの素人 でしたが、私たちにしか書けないガイドブックがあると根拠のない自信(笑)を源に各出版社に企画書を送り続けていました。その結果イカロス出版様とご縁があり、旅のヒントBookというとても素敵なシリーズのバンコク編として執筆させて頂けることとなりました。
掲載店選びに始まりアポ取り、取材、撮影、執筆、構成、デザインのアイディアに至 るまで、全てを私たちの手に任せて頂き、今まで読者という立場でガイドブックを眺めていたからこそ分かる「こんな本があったらいいな。」という願いを形にできるよう尽力しました。また、私たち異国の地の人間をあたたかく受け入れてくれた懐の深いタイという国、そしてそこに生きる人々に少しでも恩返しできたらという気持ちから、掲載店としてご協力いただいたオーナーさんのお店に懸ける情熱やお店の歴史などを店舗情報と共にできる限りご紹介させて頂いています。
本著の唯一にして最大のテーマは、”私たちが大切な人を連れて行きたい場所”ということ。大好きな人たちの笑顔を思い浮かべながら書き上げたこの本を手にぜひタイを訪れてみてください。今までのタイのイメージがガラリと変わるような可愛くて、美味しくて、楽しいことがギュッと詰まったタイの旅に、きっととびきりの笑顔になって頂けるはずですよ。
協力:林 直子/村田 美菜子 書籍画像提供:イカロス出版 以上敬称略
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