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【Asian Journey2-13】日本と香港を文化で結ぶ1-ART 香港島・セントラルに登場 香取慎吾さん作ストリート・アート『大きなお口の龍の子(大口龍仔)』

Asian Journey

駆け抜ける世代はもう過ぎ去りました。休むこと、時に立ち止まること、なにより旅をすることは今だからこそ大切なのです。目指すは近くて実は未知なる土地、アジア。Asian Journey、特別だけど手に入りやすい旅、なにより「楽しかった」「行ってよかった」と思える国、土地、ホテル、ご紹介します。第2弾は大人が行くべき香港 「今」だから出逢える 香港の感動と文化をお送りします。

香港×日本文化交流 香取慎吾さん初のストリート・アート『大きなお口の龍の子』

2018年3月、香港島・オールド・タウン・セントラルに出現したのは俳優、歌手、そしてアーティストと幅広く活躍する香取慎吾さん(41歳)作のストリート・アートです。近年、セントラル(中環)はアートの発信地として注目を浴びています。とくにストリート・アートと呼ばれる建物などの壁に描いた絵はカラフルで迫力もあり、坂や階段の多いこのエリアの散策が返って楽しくなるほど点在しています

こに加わったのが大きなお口の龍の子(大口龍仔)』。作品は香取さんが香港で初めての主演映画『香港大夜総会 タッチ&マギー』を撮影した20年前、広東語で「大口仔(大きなお口の男の子)」というニックネームで呼ばれたエピソードに由来します。時は流れ、男の子が大きくなり龍になって香港に戻ってきた、という感慨深い意味が込めて描かれ、香港と日本を結ぶ新たな龍の神話が生まれました。


◆写真提供:香港政府観光局

作は2018年3月24日~27日、午前0時から6時に渡っておこなわれています。与えられたのは18時間。最初の2日間は壁の周りをビニールシートで覆った中での創作でした。夜とはいえ蒸し暑い香港。しかも壁の全容を確かめ難い、閉ざされた僅かなスペースで描くという過酷な状況の中で行われました。

【ギャラリー クリックすると拡大されます】


3日目、朝が明けると記者発表という現実に緊迫する中、ビニールシートを外すと真夜中だというのに多くの人が集まってきて仕上がりを固唾を飲んで見守ったと伝えられます。こうしてご自身にとっても海外で初めてのパブリックアート作品が完成、披露されました。


◆写真提供:香港政府観光局

アートに込めた想い、情熱

港に縁の深い香取さんにストリート・アートを描いて欲しいという香港政府観光局のたっての願いにより実現した『大きなお口の龍の子(大口龍仔)』。香取さん自らInstagramのライブ配信で「香港にきてねー」と呼びかけすると嬉しい悲鳴と「「行きます!」「素晴らしい!」のコメントといいねが殺到。続いてTwitterでシェアされると、同じ時間を駆け抜けてきた大勢のファンのみなさんが香港政府観光局に向けて感謝の言葉を放つなど、香取さんを取り巻く、濃厚で強い絆を感じさせた瞬間でした。


◆写真提供:香港政府観光局

うしてセントラルに新名所が誕生。風水を重用する香港では、モチーフとなったはとても重要で最強の幸運のシンボルです。古来より神聖とされ雲を起こし雨を呼ぶ聖獣とされています。来から天と大地は人に恵みを与える対象であり、その大地の神秘学が本来の風水です。その思想において大地の気の流れを龍脈と呼んでいます。そのため龍というシンボル、そして龍(気)が通るルートである龍脈は開運を得て幸福を手に入れたい人にとって特別な存在。すなわち香取さんの筆によりShelley Street(些利街)に龍がもたらされたということです。

大きなお口の龍の子(大口龍仔)概要
場所: 香港島・セントラル ミッドレベルエスカレータ脇の壁、ハリウッドストリート(Hollywood Road/荷李活道)とシェリーストリート(Shelley Street/些利街)の交差する付近。作品の前は坂道の歩道&階段となっています。向かいにはマークス&スペンサー フード(MARKS & SPENCER FOOD  住所 1/F, Kinwick Centre, Hollywood Rd, Central, 香港 )があります。
最寄り駅及びアクセス:香港駅、MTR中環駅より徒歩またはタクシー 行き方はGoogleマップなどで簡単に検索できます。

より証拠。早朝から真夜中までホンコニーズは勿論、周辺アジア各国を中心に沢山の旅人が訪れ、眺め、写真を撮って笑顔で帰っていきます。壁画の中には星や月、ハート、東京タワー、香港と日本の国番号「+852」「+81」の数字他、香港に因んだ景色が盛り込まれています。またハッシュタグ「#香港慎吾アート」「#hkshingoart」も描かれ、その場で投稿したくさせるのがニクイところ。龍の表情もコミカルで香取さんをイメージさせます。

【大きなお口の龍の子(大口龍仔) 全9枚】

取さんにとっても貴重な経験となったであろう今回の取り組み。ご自身も「ぜひ香港に遊びにきて、この絵の前で写真を撮ってインスタ映えを楽しんでください。ここには僕がいます。僕の想いが込められています」と呼びかけています。

の言葉通り、本作の前に立つと香取さんの想いと溢れんばかりの情熱を感じることができます。表現し届けるという立場は運や才能だけでは成り立ちません。なにより創作の場において喜怒哀楽すべての感情を心に叩き込んだ人こそ、多くの人を感動させる力を持ちます。今の香取さんだからめぐってきたタイミングであり、輝きはセントラルの壁に刻み込まれました。

かしそうしたパワー、息吹は残念ながらこうして写真越しではその息吹が半分も伝わりません。だからこそ、出かけて観るのがアートであり、旅の理由になります。

ートで結ばれた香港と日本の文化交流。Voyager世代を香港に誘う理由は十分です。今後の香取さんの活躍に連鎖して数年後「大きなお口の龍の子に行くと夢が叶う」なんて伝説が生まれるかもしれません。

■大きなお口の龍の子(大口龍仔)
住所:香港中環些利街 2-10
Central, Shelley St, 2-10,Hongkong
※アクセスは以下の地図を参照のこと

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協力&写真提供:香港政府観光局
写真・文:泉美咲月(Satsuki Izumi)

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