【Asian Journey2-1】Introduction 大人が行くべき香港 「今」だから出逢える 香港の感動と文化

Asian Journey

今だから行きたい、香港

【Asian Journey、2つめの行く先は香港
は一生のうち、何度旅に出られるのでしょう。この先アナタは、いくつの土地を訪れることができて、何度感動することができるのでしょう。まずは指を折って数えてみてください。世界はとても広くて果てしないものですが、冒険家でさえ一生のうちにすべての国々を巡りきることは不可能かもしれません。そう言われて、ちょっと焦ってしまったアナタへの提案がAsian Journeyです。

「香港は若いころによく行った」「返還前に行ったきり」「10年行ってない」「一度は行きたいけど情報がありすぎて、どんな旅をしていいのかわからない」そんな声がVoyager世代(40代、50代)から寄せられています。結婚や子育て、仕事……。自分のこと、家族のことに精一杯だった方々も、そろそろ自分の人生を楽しむ時間を持ち始めても許される時期に差しかかっています。また旅に求める価値感も変わりました。20代の頃は楽しくてたまらなかったはずのショッピングや食べ歩きは、すでに旅行の理由にはならず重い腰を上げられないのではないですか? ですが大人には大人の旅があります。大人を満足させるのは物語感動であり、その道しるべが文化なのです

香港で出逢う 文化、人

【伝統、そして文化】
の心と手によって受け継がれる大切な財産、それが文化。しかし年月を経て伝えられてきた、その珠玉の宝も担い手がいなければ未来に届けられません。でも安心してください。伝統に敢えて挑み、繋げる努力をする人々も絶えることはありません。そこで技、想い、慣習を伝える人々の中から4人の後継者との出逢いを提案します。ひとりめは香港を代表するホテル、ザ・ペニンシュラ香港のザ・ペニンシュラアカデミーでランタン作りを旅人に教えるランタンマイスター『雄獅樓美術扎』許嘉雄さん。続いて香港最南端の赤柱(スタンレー)で祖父から受け継がれた花文字を描き、開運を願うRainbow Hanamoji花文字師のジョナサンさん。そして、今注目を集めるエリア、深水埗(シャムスイポー)の若き後継者、豆腐専門店『公和荳品廠』蘇意霞さん、ユネスコ無形文化遺産に認定されている紙紮を製作・販売する『寶華扎作』の店主であり紙紮アーティストの歐陽秉志さん。彼らが教えてくれるのは決意と努力。その姿は必ず後世に語り継がれる感動を生み続けるのだと信じさせてくれます。




古くても新しい街 深水埗

【郷愁の中から生まれる新たなる文化】
の深水埗は、街歩きが好きな人ならば、この世界観に踏み込んだ途端に引き込まれてしまうであろう下町の風情を残した街。ここにはセントラルの研ぎ澄まされたセンスも、尖沙咀の唸るような熱気も届きませんが香港人の生活の場を目の当たりにし、肌で感じることができます。

ここに似合う言葉は混沌懐古。それは歩けば歩くほど深くなり、随分前から知っていたような錯覚を覚えさせます。しかもただ懐かしいだけではありません。ここからは香港を物語る数々の文化が生まれています。次の香港旅では古くて新鮮な街、深水埗の坩堝に飛び込んでみませんか?

文化香る ホテルと翼

【ザ・ペニンシュラ香港】

ある中から選んだのは当然、文化香るホテル。まずは九龍エリアから東洋の貴婦人と讃えられ今年90周年を迎えるザ・ペニンシュラ香港。香港を代表する存在であり、伝統を受け継ぎつつ常に革新に挑んでいます。それをもっとも強く感じさせてくれるのがザ・ペニンシュラアカデミー。凝縮された香港文化を宿泊者だけが体感することができる特別なアクティビティが設けられています。


【カオルーン シャングリラ 香港】


フィス街と史跡という、古さと新しさを持ち合わせた場所に君臨するカオルーン シャングリ・ラ 香港も欠かすことはできません。より実感するのならば、日々変わっていく尖沙咀の街並みの中に息づく歴史ある建物をめぐる文化遺産ウォーキングツアー。加えてゲストのお腹を満たすだけではない、至福へと導く自慢の香港キュイジーヌやアフタヌーンティーの提案。ここに泊まり、ここで過ごす意義を感じさせてくれます。



ケリーホテル香港】


た九龍ながら落ち着いた紅磡(ホンハム)エリアに昨年4月に開業したシャングリ・ラグループのニューブランド、ケリーホテル香港は旅人を抱擁するホテル。建築界の若き鬼才、アンドレ・フーによるまるで海に浮かぶような部屋から眺める景色は、眼下の波のごとく穏やかでリゾートホテルのような雰囲気を漂わせています。この6月には満を持してスパがオープン。その進化から目が離せません。


【ザ・ポッティンジャー香港】


の香港を一望できるエリアといえば香港島の中環(セントラル)。砵典乍街(ポッティンジャー・ストリート)他、昔ながらの道筋の合間には世界経済へと通ずる金融街、頭上には摩天楼。そしてストリート・アートと新旧の文化が交叉する場所。そこに生まれたのがザ・ポッティンジャー香港。思わず大人がため息を漏らすほど愛らしさを備えた高級ブティックホテルは各国のアッパー層に一目置かれる存在です。

【キャセイパシフィック航空】

人を香港に誘う翼といえばキャセイパシフィック航空。英国スカイトラックス社のワールド・エアライン・アワードにおいてエアライン・オブ・ザ・イヤーに通算4度輝き、プレミアム・エアラインと呼ばれる快適さとラグジュアリーさを堪能するのであればビジネスクラスしかありません。その特典の中でもラウンジは格別。旅の締めくくりをより素晴らしい想い出へと変え、離れがたいと感じるほどのおもてなしと空間です。


香港と日本の文化の懸け橋

【日本と香港を繋ぐ人、繋ぐ場所】
本と香港を繋ぎ、新たな文化を醸す人や表現も息づいています。


写真提供:香港政府観光局

【大きなお口の龍の子(大口龍仔)】
年3月、香港島中環に完成・披露され大きな話題を呼んだのが香取慎吾さんによるストリート・アート、大きなお口の龍の子(大口龍仔)。日本人ばかりか各国の旅人が日夜足を運ぶ新名所となりました。この誇らしい香港×アーティスト・香取慎吾のコラボレーションはInstagramを中心に #hkshingoart #香港慎吾アート のハッシュタグと共に世界中に広がっています。さらに40代、50代の長年に渡って香取さんを見つめてきたVoyager世代の旅のきっかけ作りにもなっているのです。

【日本と香港を結ぶシェフ 食之劇場 長屋英章さん】
ランス、日本で料理の腕を磨き、香港西端の浜・白沙湾でその料理の腕を振るうのは食之劇場・エグゼクティブシェフ、長屋英章さん。シェフでありつつ挑戦者でもある長屋さんは、日本の食材に日仏、香港テイストを加えた美味をテーブルへと運びます。朝、築地に並んだ品も飛行機でひとっ飛び、香港の厨房へと届けられる21世紀だからこそ実現する、食文化の進歩に注目です。

大人が行くべき香港 「今」だから出逢える 香港の感動と文化

【光輝く香港の旅】
々な色合いの文化と感動をAsian Journeyのパレットに集めました。Voyager今だから実現すべき旅を描きます。

「光を観る」と書く観光の原点に立ち返り初めて見る光輝く香港へと誘います。

Asian Journey2 香港

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■情報はアイコンをクリックして香港政府観光局とキャセイパシフィックで
 

協賛(順不同・敬称略):香港政府観光局キャセイパシフィックザ・ペニンシュラ香港カオルーン シャングリ・ラ ホテル香港ザ・ポッティンジャー香港ケリーホテル香港
協力(敬称略):辻村哲郎


写真・文:泉美咲月(Satsuki Izumi)

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