今だから行きたい、香港

【Asian Journey、2つめの行く先は香港】
人は一生のうち、何度旅に出られるのでしょう。この先アナタは、いくつの土地を訪れることができて、何度感動することができるのでしょう。まずは指を折って数えてみてください。世界はとても広くて果てしないものですが、冒険家でさえ一生のうちにすべての国々を巡りきることは不可能かもしれません。そう言われて、ちょっと焦ってしまったアナタへの提案がAsian Journeyです。
「香港は若いころによく行った」「返還前に行ったきり」「10年行ってない」「一度は行きたいけど情報がありすぎて、どんな旅をしていいのかわからない」そんな声がVoyager世代(40代、50代)から寄せられています。結婚や子育て、仕事……。自分のこと、家族のことに精一杯だった方々も、そろそろ自分の人生を楽しむ時間を持ち始めても許される時期に差しかかっています。また旅に求める価値感も変わりました。20代の頃は楽しくてたまらなかったはずのショッピングや食べ歩きは、すでに旅行の理由にはならず重い腰を上げられないのではないですか? ですが大人には大人の旅があります。大人を満足させるのは物語と感動であり、その道しるべが文化なのです。
香港で出逢う 文化、人

【伝統、そして文化】
人の心と手によって受け継がれる大切な財産、それが文化。しかし年月を経て伝えられてきた、その珠玉の宝も担い手がいなければ未来に届けられません。でも安心してください。伝統に敢えて挑み、繋げる努力をする人々も絶えることはありません。そこで技、想い、慣習を伝える人々の中から4人の後継者との出逢いを提案します。ひとりめは香港を代表するホテル、ザ・ペニンシュラ香港のザ・ペニンシュラアカデミーでランタン作りを旅人に教えるランタンマイスター、『雄獅樓美術扎』許嘉雄さん。続いて香港最南端の赤柱(スタンレー)で祖父から受け継がれた花文字を描き、開運を願うRainbow Hanamojiの花文字師のジョナサンさん。そして、今注目を集めるエリア、深水埗(シャムスイポー)の若き後継者、豆腐専門店『公和荳品廠』の蘇意霞さん、ユネスコ無形文化遺産に認定されている紙紮を製作・販売する『寶華扎作』の店主であり紙紮アーティストの歐陽秉志さん。彼らが教えてくれるのは決意と努力。その姿は必ず後世に語り継がれる感動を生み続けるのだと信じさせてくれます。
2018.07.09古くて新しい街、深水埗(シャムスイポー)をご存じでしょうか? 旅の目的が街歩きならば香港を歩く際には欠かせないエリア。日々変わっていく香港の街並みに相反して下町の風情を色濃く残しています。だからこそ深水埗は観光地とは程遠く、…
2018.07.12深水埗(シャムスイポー)のいわば坩堝にある豆腐専門店『公和荳品廠』からは、少し静かで、少し離れた場所に位置するのが福榮街。ここに紙紮アーティスト、阿志(アチー)こと歐陽秉志さん(43歳)が営む『寶華扎作』があります。紙紮、それは亡くなった人にお供えする紙の奉納品です。…
2018.07.16幸せでありたい、それは誰もが願うこと。風水を重用する香港では各家、各所に幸福を招く工夫がされていることからパワースポットと呼ばれる寺院や道教廟に詣で、気の流れのよいホテル泊まることを心がける旅人も少なくありません。そうした幸せになる努力は悪い事ではありません。…
2018.07.23そこで最初にご紹介したいのがザ・ペニンシュラ香港です。今年開業90年を迎えるこの老舗ホテルは「東洋の貴婦人」と称され、香港を語るにおいて欠かせない存在であり「香港を旅するならば、いつか泊まりたい」と多くの旅人が憧れを馳せるホテルです。全10カ所、アジア、アメリカ、ヨーロッパにあるザ・ペニン…
古くても新しい街 深水埗

【郷愁の中から生まれる新たなる文化】
その深水埗は、街歩きが好きな人ならば、この世界観に踏み込んだ途端に引き込まれてしまうであろう下町の風情を残した街。ここにはセントラルの研ぎ澄まされたセンスも、尖沙咀の唸るような熱気も届きませんが香港人の生活の場を目の当たりにし、肌で感じることができます。
ここに似合う言葉は混沌、懐古。それは歩けば歩くほど深くなり、随分前から知っていたような錯覚を覚えさせます。しかもただ懐かしいだけではありません。ここからは香港を物語る数々の文化が生まれています。次の香港旅では古くて新鮮な街、深水埗の坩堝に飛び込んでみませんか?
文化香る ホテルと翼
【ザ・ペニンシュラ香港】

数ある中から選んだのは当然、文化香るホテル。まずは九龍エリアから東洋の貴婦人と讃えられ今年90周年を迎えるザ・ペニンシュラ香港。香港を代表する存在であり、伝統を受け継ぎつつ常に革新に挑んでいます。それをもっとも強く感じさせてくれるのがザ・ペニンシュラアカデミー。凝縮された香港文化を宿泊者だけが体感することができる特別なアクティビティが設けられています。
2018.07.23そこで最初にご紹介したいのがザ・ペニンシュラ香港です。今年開業90年を迎えるこの老舗ホテルは「東洋の貴婦人」と称され、香港を語るにおいて欠かせない存在であり「香港を旅するならば、いつか泊まりたい」と多くの旅人が憧れを馳せるホテルです。全10カ所、アジア、アメリカ、ヨーロッパにあるザ・ペニン…
2018.07.26ザ・ペニンシュラアカデミーという新鮮で特別な学びを知った上で宿泊するザ・ペニンシュラ香港は一層格別です。1928年の開業から早90年、一世紀の金字塔を間近に迫ったこの記念すべきアニヴァーサリー・イヤーに泊まるのもまた喜びに繋がります。そしてペニンシュラグリーンのロールス・ロイスの送迎に始ま…
【カオルーン シャングリラ 香港】

オフィス街と史跡という、古さと新しさを持ち合わせた場所に君臨するカオルーン シャングリ・ラ 香港も欠かすことはできません。より実感するのならば、日々変わっていく尖沙咀の街並みの中に息づく歴史ある建物をめぐる文化遺産ウォーキングツアー。加えてゲストのお腹を満たすだけではない、至福へと導く自慢の香港キュイジーヌやアフタヌーンティーの提案。ここに泊まり、ここで過ごす意義を感じさせてくれます。
2018.07.30九龍半島南端、尖沙咀東(チムサーチョイ イースト)に位置するカオルーン シャングリ・ラ香港。目の前はビクトリアハーバー、周辺は超高層ビル、ショッピングエリア、もちろん観光地が立ち並ぶ地域にあります。ここは博物館や歴史的な建造物などの史跡に囲まれ所々に古き良き街並みが残っていることに加えてカ…
2018.08.02香港の今、そして古き良き側面を持ち合わせた尖沙咀東(チムサーチョイイースト)に位置するカオルーン シャングリ・ラ香港。周囲を取り囲む歴史的な建造物に敬意を示し、滞在者しか体験できないアクティビティ『文化遺産ウォーキングツアー』を開催しています。ガイドブックだけでは網羅できない香港の軌跡を知…
2018.08.06香港はエネルギッシュで変化する街です。建築中のビルがあちらこちらにあり新しいものと古いものがモザイクのように混在し、多様性を受け止める器の大きさを感じる土地なのです。かつてイギリスの統治下にあった香港のアフタヌーンティーという食文化もまた、そのモザイクのひとつといえます。…
【ケリーホテル香港】

また九龍ながら落ち着いた紅磡(ホンハム)エリアに昨年4月に開業したシャングリ・ラグループのニューブランド、ケリーホテル香港は旅人を抱擁するホテル。建築界の若き鬼才、アンドレ・フーによるまるで海に浮かぶような部屋から眺める景色は、眼下の波のごとく穏やかでリゾートホテルのような雰囲気を漂わせています。この6月には満を持してスパがオープン。その進化から目が離せません。
2018.08.09今年4月に1周年を迎えた5つ星ホテル、ケリーホテル香港。シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツの新ホテルブランドであり、北京、上海に続いて三か所めのケリーホテルになります。そのコンセプトはリラックス・ラグジュアリー。九龍というエネルギッシュな土地にありながらリゾートに来たかのような落ち着いた佇…
2018.08.16香港にいながらにしてリゾート気分に浸れるケリーホテル香港。クラブラウンジ利用他の特典がついたクラブプレミアシービュールームに宿泊し、部屋の広い窓から刻一刻と表情を変える、飽きることのない風景を眺めるのも贅沢ですが、海と空にまさに浮遊できるインフィニティプールも魅力的です。ここでは多くのゲス…
【ザ・ポッティンジャー香港】

現代の香港を一望できるエリアといえば香港島の中環(セントラル)。砵典乍街(ポッティンジャー・ストリート)他、昔ながらの道筋の合間には世界経済へと通ずる金融街、頭上には摩天楼。そしてストリート・アートと新旧の文化が交叉する場所。そこに生まれたのがザ・ポッティンジャー香港。思わず大人がため息を漏らすほど愛らしさを備えた高級ブティックホテルは各国のアッパー層に一目置かれる存在です。
2018.08.20石階段の中腹にあるのが2014年開業の高級ブティックホテル、ザ・ポッティンジャー香港。香港の大手の不動産デベロッパーで数々のホテルブランドを所有、管理するサイノ グループが手掛ける香港で7つめのホテルです。今年で4周年を迎えたばかりとはいえ独自の美意識から放たれた…
【キャセイパシフィック航空】

大人を香港に誘う翼といえばキャセイパシフィック航空。英国スカイトラックス社のワールド・エアライン・アワードにおいてエアライン・オブ・ザ・イヤーに通算4度輝き、プレミアム・エアラインと呼ばれる快適さとラグジュアリーさを堪能するのであればビジネスクラスしかありません。その特典の中でもラウンジは格別。旅の締めくくりをより素晴らしい想い出へと変え、離れがたいと感じるほどのおもてなしと空間です。
2018.08.30大人が行くべき香港。文化香る香港の今と、私たち「大人」を結ぶにふさわしい翼はキャセイパシフィック航空です。その名を聞くだけでロゴマーク、そして尾翼のグリーンが目に浮かぶおなじみのエアラインです。現在、キャセイパシフィック グループの日本から香港の運航は毎日20便を越え、東京(成田・羽田)…
2018.09.13キャセイパシフィックのビジネスクラスで行く香港大人旅。この秋、五感をふるわせるシーンが溢れる香港を、大人が楽しめるテーマパークに見立てた香港デスティネーションキャンペーン「大人のテーマパーク 香港」もスタート。そしてVoyagerが旅に重きを置くのは心震わす感動とストーリー。…
香港と日本の文化の懸け橋
【日本と香港を繋ぐ人、繋ぐ場所】
日本と香港を繋ぎ、新たな文化を醸す人や表現も息づいています。

◆写真提供:香港政府観光局
【大きなお口の龍の子(大口龍仔)】
今年3月、香港島中環に完成・披露され大きな話題を呼んだのが香取慎吾さんによるストリート・アート、大きなお口の龍の子(大口龍仔)。日本人ばかりか各国の旅人が日夜足を運ぶ新名所となりました。この誇らしい香港×アーティスト・香取慎吾のコラボレーションはInstagramを中心に #hkshingoart #香港慎吾アート のハッシュタグと共に世界中に広がっています。さらに40代、50代の長年に渡って香取さんを見つめてきたVoyager世代の旅のきっかけ作りにもなっているのです。
2018.08.232018年3月、突如香港島、オールド・セントラルに出現したのは俳優、歌手、そしてアーティストと幅広く活躍する香取慎吾さん(41歳)作のストリート・アートです。近年、セントラル(中環)はアートの発信地として注目を浴びています。とくにストリート・アートと呼ばれる建物などの…

【日本と香港を結ぶシェフ 食之劇場 長屋英章さん】
フランス、日本で料理の腕を磨き、香港西端の浜・白沙湾でその料理の腕を振るうのは食之劇場・エグゼクティブシェフ、長屋英章さん。シェフでありつつ挑戦者でもある長屋さんは、日本の食材に日仏、香港テイストを加えた美味をテーブルへと運びます。朝、築地に並んだ品も飛行機でひとっ飛び、香港の厨房へと届けられる21世紀だからこそ実現する、食文化の進歩に注目です。
2018.08.27白沙湾の一角、建築中のザ・ピア ホテル1階で昨年から営業始めたのが食之劇場 WA THEATER RESTAURANT。エグゼクティブシェフは日本人、長屋英章さん(41歳)です。ガイドブックにも載っていないこの地で日本の食材を用いてご自身が培った料理の技と知識で美食の街、香港を行き交う食通…
大人が行くべき香港 「今」だから出逢える 香港の感動と文化
【光輝く香港の旅】
様々な色合いの文化と感動をAsian Journeyのパレットに集めました。Voyagerは今だから実現すべき旅を描きます。
「光を観る」と書く観光の原点に立ち返り、初めて見る光輝く香港へと誘います。
Asian Journey2 香港