その場で違いがわかる バスティアン ハンドケア トリートメント
すっかりリラックスしたところで施術の開始時刻。ザ・ペニンシュラ スパに在籍する専任のセラピストが担当します。この日、加藤さんを受け持ったのはスタジオマネージャーのブノワ・ペリエ氏。長年に渡って世界各国の店舗を立ち上げ、統括してきた彼は『バスティアン ゴンザレス』には欠かせない存在であり、ここでのスタジオ開業以来、大勢のゲストの手足をいたわり、“幸せ”に導いてきた人物です。

そのブノア氏が加藤さんに施すのはバスティアン ハンドケア トリートメントです。
■バスティアン ハンドケア トリートメント
価格:20,500円(サービス料込み、税別)
詳細:キューティクル(甘皮)と爪のトリートメント、指先から肘までのマッサージ(55分)。
予約・お問い合わせ:03-6270-2299
トリートメントルームに入るやいなや、そのオリジナルプロダクト『レベレンス ド バスティアン』と器具の多さに目を見張った加藤さん。無理はありません。ここでは独自のアイテムを使用するばかりではなく、多くのネイルサロンとは一線を画す手法を提唱しています。たとえば余分な皮膚まで取り除いてしまうおそれのある、手足をお湯に浸してやわらかくしておこなう甘皮のケアの仕方は用いません。まずは乾いた皮膚に触れ観察することから始め、それぞれに適した、オーダーメイドのようなハンドケアを行いのです。また魚の目やタコを外科用のメスを使って取り除くなど、日頃手足のケアに慣れた女性でさえも受けたことのない手法が繰り出されます。
器具や工程が多いからといっても、その仕事はけっして機械的でもありません。爪やすりは滑らかに削ることができるガラス製。さらに刺激となる研磨は最低限に抑え、セーム皮を使った爪磨き器具『ナチュラル ホーン』を使って磨きあがるため、爪が薄くなりすぎる恐れも極力回避でき結果的に変色や変形も防ぐといいます。指先を整えるのも器具とマシーンと二段階を経て丁寧に行われます。そして爪を切り、甘皮を整えた辺りの開始早々に指先の変化を目撃することになります。
「とにかく驚きました。土色だった手が指先からピンク色に変わり始めたのです。それだけでこんなに血色がよくなるなんて想像もできませんでした。メニューが進むほどに手が温かくなり、軽くなっていくのも感じました。こんな経験は初めてです」
驚くのも無理はありません。ブノワ氏が触れた箇所からまるで光が射すかのように明るくなるのです。実は爪を磨くだけで血行を良くすることができ、美しい爪へと導くのだといいます。その技術を確かなものにするのがプロダクトの品々。手足と爪をいたわるために生み出された『レベレンス ド バスティアン』はゴンザレス氏の哲学を物語るにふさわしい、こだわり抜いた品々です。たとえば爪磨き用クリームの『ネイル ブライトネス』はマザー オブ パールを配合した贅沢さ。天然素材が爪を艶やかに整え、健康的な輝きと光沢を引き出します。仕上げはマッサージ。筋肉を解し、正しい位置に戻します。
「ザ・ペニンシュラ東京という格式が高いホテルが提案するスパメニューですから当然、優れたメニューのはずだとは思ってました。でも、50分で20,000円を超える金額と聞き、正直”高すぎるな”と思っていたのも事実です。でも、終わった今、50分で得た価値はその何倍にも感じています。こればかりは受けてみないと実感できないかもしれません。だからこそ、一度やってみたら? と勧めたいです」
そう言って加藤さんが差し出した指はまさにピカピカ。水分も補われてふっくらとし、肘から下は血が通いまさに生き返ったような印象です。手の年齢そのものも若返ったように見えます。
◆(左)施術前/(右)施術後
「まるで職人のようなブノワさんの技術と紳士的な対応も気に入りました。立ち仕事のため、足のダメージも気になるところです。これからも続けて行きたい手入れですね」
ご満足いただけ男性スパファンをひとり獲得。さあ、男性もためらうことなくスパへ! 次回は新たなスパビギナーにバトンタッチしてお送りします。
■ザ・ペニンシュラ東京 ザ・ペニンシュラ スパ
住所:東京都千代田区有楽町1-8-1 6F
電話番号:03-6270-2299
営業時間:10:00~22:00
定休日:無休
予約:予約制
問い合わせ・予約メールアドレス:spaptk@peninsula.com
ザ・ペニンシュラ スパHP:https://www.peninsula.com/ja/tokyo/wellness/luxury-hotel-spa
ザ・ペニンシュラ東京公式HP:https://www.peninsula.com/ja/tokyo/5-star-luxury-hotel-ginza