駆け抜ける世代はもう過ぎ去りました。休むこと、時に立ち止まること、なにより旅をすることは今だからこそ必要なのです。目指すは近くて実は未知なる土地、アジア。Asian Journey、特別だけど手に入りやすい旅、なにより「楽しかった」「行ってよかった」と思える土地、ホテル、時に人をご紹介します。第3弾は新時代のラグジュアリー・リゾート 大人が恋するワンダーランド マカオをお送りします。
マカオ、珠海、香港を繋ぐ夢が実現 港珠澳大橋
2018年10月24日、マカオ(澳門)、珠海、香港の3都市を結び、それぞれの都市名にちなんで名づけられた待望の港珠澳大橋が開通しました。香港国際空港を起点とする海上橋の長さは42㎞と世界最長。構想から30余年、総工費約1兆6千億円、10年間の工事を経ての完成です。
これまでの日本からマカオの空路のアクセスは、マカオ航空による直行便、またはキャセイパシフィック他の航空会社で香港を経てフェリー利用のみでした。しかしこの大橋開通により香港国際空港からフェリーの乗り継ぎ時の待ち時間や約60~70分を要した乗船時間を大幅に短縮。香港とマカオの両イミグレーション施設間を専用のシャトルバスを使って最短30分で結ぶという夢が実現し、24時間いつでもアクセス可能な時代を迎えたのです。
港珠澳大橋シャトルバス概要
運行:香港口岸⇔澳門口岸 24時間 深夜・早朝時15~30分毎、ピーク時は5分毎の運行
乗車料金:65香港ドル(24:00~05:59間 70香港ドル)
<備考>
シャトルバスはおつりが出ません。小銭またはオクトパスカードをご用意ください
乗車券はパスポートの掲示で65歳以上または12歳以下は半額で利用できます
乗車券売り場の対面カウンターのみクレジットカードでの支払いが可能です
自動券売機は中国系電子マネーのみ対応
開通時、1人につき荷物1個(10kg)までの制限が解除され現在は個数・重量の制限はありません
マカオに到着後はタクシーまたは路線バス(101X、102X路線)を利用して市街地へ移動できます。港珠澳大橋と外港及びタイパ・フェリーターミナルを結ぶシャトルバスも利用できます
問い合わせ:マカオ +853 2872 3888/香港 +852 3753 3888/中国本土 +86 400 863 3888
ウェブサイト:http://www.hzmbus.com
キャセイパシフィックで行くマカオ ラグジュアリー・リゾート
アクセスが多彩になったマカオの旅。香港を経由して港珠澳大橋を渡るならばキャセイパシフィックの利用をおススメします。現在、日本から香港へのキャセイパシフィック グループの運航は東京(成田・羽田)、大阪、名古屋、福岡、札幌、沖縄、徳島(徳島-香港線は2019年3月30日までの季節運航)の日本7都市8空港を毎日20便を超え、さらに2019年4月3日から10月26日までは小松-香港線が季節運航で就航。そこに24時間利用できる港珠澳大橋が開通したのですからマカオの旅は今や鬼に金棒です。
さらにビジネスクラスを利用すれば、ますますこの旅にふさわしい空路が開けます。
キャセイパシフィック ビジネスクラス概要
(中・近距離路線)
特典:ビジネスクラスサービス/無料受託荷物許容量(2個、合計40kgまで)/ビジネスクラスラウンジ利用
シート:シート幅 21インチ/シートピッチ 47インチ/リクライニング36°/電源 ユニバーサル電源110V(アダプター不用)、USB/スクリーン 12.1インチ ※使用機材によって異なる
詳細は こちら から
香港国際空港利用の楽しみは、やっぱり『ザ・デッキ』、『ザ・ピア』、『ザ・ブリッジ』、『ザ・ウィング』の合計4つのビジネスクラスラウンジです。
まるでラグジュアリーホテルのような上質な空間でバリスタやティーマスターによる本格的なドリンクの提供やヌードルバーの名物・ワンタン麺に舌鼓。帰国前の余韻に浸りつつ、またすぐに戻ってきたくなるに違いありません。
マカオが連泊するに相応しい街と知った今、本連載をご参考の上、大人が恋してしまうマカオのラグジュアリー・リゾートをぜひご体験ください。ではまたアジアのどこかの街でお逢いしましょう。
キャセイパシフィック
公式URL:www.cathaypacific.co.jp
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@jpcathaypacific
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協賛(順不同・敬称略):マカオ政府観光局/キャセイパシフィック
港珠澳大橋写真提供:港珠澳大橋管理事務局
写真・文:泉美咲月(Satsuki Izumi)
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