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【Asian Journey2-12】 ラブリー&ラグジュアリーで大人を魅了するブティックホテル ザ・ポッティンジャー香港 ~Voyagerホテルセレクション~

Asian Journey

駆け抜ける世代はもう過ぎ去りました。休むこと、時に立ち止まること、なにより旅をすることは今だからこそ大切なのです。目指すは近くて実は未知なる土地、アジア。Asian Journey、特別だけど手に入りやすい旅、なにより「楽しかった」「行ってよかった」と思える国、土地、ホテル、ご紹介します。第2弾は大人が行くべき香港 「今」だから出逢える 香港の感動と文化をお送りします。

ラブリー&ラグジュアリーな新ホテル ザ・ポッティンジャー香港

港島、セントラル(中環)。かつてイギリス軍士官本部が島の南部にあったスタンレーから、この地に移転した際に好機を得た土地です。当時、大勢の中国人がセントラルを貿易の拠点とビジネスの場とするために移り住み成功を目指しました。その時、生まれた活気と富は今日に至るまで栄え、面積がわずか80.4 平方キロメートルしかない香港島を世界に誇る経済都市へと押し上げました。こにはビルディングがひしめき合い、運気の上昇諸共、空へ空へと伸びていく合間を縫うように昔ながらの懐かしい街並みが残されています。

の代表といえば1850年代に作られたポッティンジャー ストリート(砵典乍街/石板街)。クイーンズロードから始まり、ハリウッドロードで終わるこの最古の石階段の通りは第一級史跡街に指定されています。その名称は香港初代総督サー・ヘンリー・エルドレッド・カーウェン・ポッティンジャーに由来。中でも古い急斜面の花崗岩の階段エリアは歩行者と籠だけが通れる道、龍脈といわれています。

階段中腹にあるのが2014年開業の高級ブティックホテル、ザ・ポッティンジャー香港。香港の大手の不動産デベロッパーで数々のホテルブランドを所有、管理するサイノ グループが手掛ける香港で7つめのホテルです。年で4周年を迎えたばかりとはいえ独自の美意識から放たれた世界観は世界のアッパー層から支持を受け香港島有数のラグジュアリーブティックホテルとして知れ渡り、2018年のフォーブス トラベルガイドにて「中国の魅力を持つ美しいブティックホテル」としてRecommended(おススメ)されました。

うです、ザ・ポッティンジャー香港に溢れているのは美しさ愛らしさ。ゲストルーム数はわずか68室と限られていますが、そこかしこに美意識が盛り込まれています。クリスマスや旧正月他、季節や行事によって模様替えされるアートフラワーのおかげで、まるでパリの街角の花屋さんか高級アパルトマンのような佇まい。らにインテリア、壁紙、装飾には中国の伝統的な文様をモダンにアレンジし配していて思わずため息をつく麗しさなのです。


◆ポッティング・スイートルーム 写真提供:ザ・ポッティンジャー香港

れ家のようにひっそりと、しかし扉を開いた途端に広がる優雅さに引き寄せられているのは旅慣れた欧米のトラベラーたち。皆、滞在する意義、居心地の良さを噛みしめつつ静かに豊かにホテルステイを楽しんでいるのが伺え見えます。

【デラックスルーム 全13枚】

徴的なのはベッド頭上を飾るピンクの壁。木蓮に枝には運と幸福を運んでくるという小鳥が描かれています。さらに風水では財を集め、貯める作用を及ぼすとされる壺があしらわれるなど吉祥モチーフが散りばめられていて滞在するだけで幸せの予感がします。

論、おもてなしにもこだわりがあります。日本人及び日本語対応できるスタッフの在勤はないものの、まるで贈り物のように箱に納められたサービスディレクトリーには日本語も収められていて不自由さを感じさせません。た無機質になりがちなバスアメニティもカラフルなモチーフを添え、センスの良さがさりげなく光ります。加えてコンプリメンタリー ドリンクには、イギリスのオーガニック・ハーブティーブランド、pukka(パッカ)を導入するなど総じて、コンセプトのひとつ「ラブリー」な雰囲気を醸し出しています。

【ザ・ポッティンジャー香港の施設情報】
スタジオルーム 5,700香港ドル/デラックスルーム 3,500香港ドル/クラシックルーム 3,200香港ドル/ポッティング・スイート 10,000香港ドル(各タイプサービス税別)
ゲストへのサービス:有線・Wi-Fiインターネット無料、通信料、通話料無料・持ち出し可のスマートフォン他
送迎リムジン料金:片道1台あたり980香港ドル
予約・問い合わせ:+852 2308 3188(英語対応)
問い合わせメールアドレス:info@thepottinger.com(英語対応)
公式URL:https://www.thepottinger.com/jp/(日本語対応)

香港を切り取る写真家 ファン・ホとの出逢い

間デザインに長けているだけではありません。ここはアートの配信の場としての意義も持ち合わせています。館内には香港を代表するフォトグラファーであり映画監督であるファン・ホ(何 藩/1938年ー2016年)氏の作品が多数飾られています。


◆ 写真提供:ザ・ポッティンジャー香港

の思い出の中で、香港への思慕の念が堪えることは片時もない。中でも”写真を撮りたい”と強く思わせてくれた場所、香港のセントラルのことを」という言葉を残しているファン氏はオールドセントラル地区のストリートや路地裏や路地、市場や露店の写真を多数残しています。自らを旅行家、また「遊歩者」であると考え1枚の写真に多くの時間を費やし彼にしか撮ることのできなかったセントラルを今日に残しているのです。一枚一枚に彼の魂と息遣い、当時の情景が焼き付けられています。それは壁のフォトフレームの向こう側に1900年代の香港が続いているように感じられます。ホテルとの出逢いはファン氏との出逢いに繋がり、彼の作品を追いかける新たな旅の予定が生まれるかもしれません。

【ギャラリー クリックすると拡大されます】


写真提供:ザ・ポッティンジャー香港

に、ポール・ワン氏の絵画の展示、学生や新進気鋭のアーティストの作品への支援などザ・ポッティンジャー香港はアートの街、セントラルへの文化貢献を惜しみません。

美しい窓辺のオールデイダイニング グラディニ リストランテ E バー


◆その窓辺の美しさは雨の朝でさえ心弾ませてくれる

港島で新たな文化を育むザ・ポッティンジャー香港。館内にはミシュラン香港マカオ2017でミシュラン2つ星を獲得し、さらに注目を集めた佐藤秀明シェフによるフレンチレストラン『Ta Vie(旅)』、イギリス統治時代の香港をテーマとしたレストラン&バー『The Envoy』、イタリアの老舗チョコレートブランド『Venchi(ヴェンチ)』が入店していることから食通の間にもすでに名を馳せるスポットです。名店が鎬を削る中、おススメしたいのはホテル直営のイタリアン料理『GRADINI RISTORANTE E BAR ITALIANO(グラディニ リストランテ E バー)』です。

ちらも他所と違わず美観に優れたレストランです。美しい窓辺で朝食、ランチ、アフタヌーンティー、そしてディナー&バータイムと一日中ゲストを虜にするメニューを提供。シェフを務めるカノ・チャンシェフは、伝説のシェフ、ジョヴァンニ・グレッジョにも仕えた経験を活かし伝統的なイタリアンから創作性を加えたオリジナルレシピまで披露しています。

然、アフタヌーンティーセットもエレガント。2018年6月1日から9月30日まで提供中の『ブラック トリュフ アフタヌーンティー セット』ではエステ・ローダーとのコラボが実現。ブラック ダイヤモンド トリュフ エキスを配合した『リニュートリィブ ダイヤモンド』をイメージしたスイーツ、セイボリーが、こちらもダイアモンドを象ったトレイに並びます。


◆Gradini x Estée Lauder Black Truffle Diamond Afternoon Tea

楽しみはやっぱりディナータイム。チャンシェフ渾身のスペシャリテメニューを食べずしてザ・ポッティンジャー香港に泊まったとはいえません。

【GRADINI RISTORANTE E BAR ITALIANO ディナーコース 全9枚】

の日のメニューは『焼いたイチジクとモッラレラチーズ』、『マッシュルームスープ』、『スパイシー・トマトソースのリガトーニ』、お口直しの『レモンドルベ』、メインは『サーロインステーキ』、デザートは『ティラミス』。

ばしく焼いたイチジクの豊潤さに胃袋をくすぐられ始まるこのコースは一皿一皿が記憶に残る味わいです。ステーキに添えられたハチミツを加えたジャム風に仕立てた玉ねぎは初めての体験。中でもグラディニ自慢のティラミスは従来の概念を吹き飛ばすおいしさ。50種類のイタリアンエッグとマスカルポーネチーズを加えホイップし軽いテクスチャーとコクを引き出しています。また75%のダークチョコレートをふんだんにトッピングしたことにより、程よい苦みと香りのあと味が際立ちます。

【グラディニ リストランテ E バー概要】
ブラック トリュフ アフタヌーンティー セット:15:00~17:30までの提供。1名、218香港ドル(別途10%サービス税)。コーヒーまはたTWGの紅茶付き。ブラック トリュフとミニロブスターのマヨネーズ和えサンドウィッチ、マスカルポーネチーズ オープンフェイスサンドウィッチ、黒トリュフ添え、ミニチーズケーキ他。セットには『リニュートリィブ ダイヤモンド』を使用したフェイスまたは目元のマッサージ券が付きます。尚、予約は不可となっており、日々数量限定の提供メニューです。
ディナーセットコース:788香港ドル(別途10%サービス税)
提供時間:朝食(06:30~10:30)/ランチ:(12:00~15:00)/アフタヌーンティー(15:00~18:00)/ディナー:(18:30~23:00)
問い合わせメールアドレス:info@thepottinger.com(英語対応)
予約URL:https://www.thepottinger.com/en/dine/gradini-italian-restaurant-form/

心地良く、美食に優れたザ・ポッティンジャー香港。男女、年齢問わずゲストを片時も惹き付けて離さない魅力を持つ、香港ホテル文化の新星です。ぜひ宿泊しご堪能ください。

■ザ・ポッティンジャー香港
【The Pottinger Hong Kong】
住所:香港中環皇后大道中74號 (メインエントランス 士丹利街21號)
74 Queen‘s Road Central, Central, Hong Kong(Main Entrance: 21 Stanley Street)

電話番号:+852 2308 3188(英語対応)
公式サイト:https://www.thepottinger.com/jp/(日本語対応)
予約ページ:https://www.thepottinger.com/jp/stay/hotel-reservations/(英語対応)
問い合わせメールアドレス:info@thepottinger.com(英語対応)

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協賛(順不同・敬称略):香港政府観光局キャセイパシフィック
協力(敬称略):ザ・ポッティンジャー香港


写真・文:泉美咲月(Satsuki Izumi)

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