かわいくて繊細 世界最小のメガネザル、ターシャ
チョコレートヒルズと並ぶ人気のターシャは世界一小さなメガネザルでわずか全長12センチほど、ハムスターの２倍程度の生物です。200ペソ紙幣にもチョコレートヒルズと共に描かれていてフィリピンを代表するマスコットです。
この面影、見覚えがありませんか？ 実は『スターウォーズ』のヨーダ、『グレムリン』のギズモのモデルとなったといわれていて、小さな体と大きな目、細く長い指が特徴的です。
現在、ターシャと逢える施設は２か所。フィリピン・ターシャ・サンクチュアリ (Philippine Tarsier Sanctuary)とターシャ観察区域（Tarsier Conservation Area）があります。それぞれ特徴がありますがターシャのことを詳しく知りたいならばフィリピン・ターシャ・サンクチュアリがおススメです。
■フィリピン・ターシャ・サンクチュアリ (Philippine Tarsier Sanctuary)
住所：Km.14 Canapnapan, Corella, Bohol
電話：+63 908 937 8094
開園時間：09：00～16：00
入場料：60ペソ
ここは生態調査と保護を目的に設立された施設で屋内は資料館に、周辺の森には1000匹程生息しています。ターシャを守り、研究しているのはLito博士（Ｍr,Carlito Pizarras）。通称ターシャマンと呼ばれていて絶滅危惧種に指定された貴重なターシャの研究に取り組んでいます。
ターシャはとても繊細で小さな変化にも敏感です。まして近づき触れたり、フラッシュをたいたり、大きな声を出したりするとストレスで自殺してしまうナイーブな動物です。見学エリアには係員がいて静かに誘導してくれます。どなたでも撮影できますがおしゃべりは慎み、携帯電話の電源は切るか、サイレントモードにして適切な位置から観察してみてください。
もう一施設はターシャ観察区域。こちらはどちらかというと気軽に足を向けることができる見学施設。ツアープランに含まれていることもあり、世界各国からのゲストが絶えず訪れます。
■ターシャ観察区域（Tarsier Conservation Area）
住所：Upper Bondon, Loboc , Bohol
電話：+63 927 434 9119
開園時間：08：00～17：00
入場料：60ペソ
こちらはサンクチュアリに比べるとお土産物を数多く取り扱っています。
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